絵コラム

日常の事や萌えを語ったり漫画を連載したり…

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学戦

ツイッターで最近流行っている学戦に私も乗っかってみました。
楽しそうだけど、もうだいぶ出遅れてる感があったので、当初ロムだけしようと思って学戦やってる方のアカを片っ端からフォローしてみたりしてたのですが、あれよあれよとキャラ作成に至ってます。
久々に創作交流できて、ここ最近すごく創作充です。

こちらに登録してる天乃しずくというキャラで参加してます。

↑のウィキにも掲載してますが、続きから学戦SS掲載しておきます。
連日TLを追うのも忙しいのですが、書きたいネタも沢山出てきています。
学戦やってると本当読むのも眺めるのも妄想するのも忙しいのですが、いろいろとアウトプットしていきたい…!

【がくせんSS】

戦場のティータイム

「まったく、いつまで粘るんだ黒軍は。そろそろ降伏すればいいのに」
そう呟きながら、天乃しずくは紅茶を注いだ。
白軍と黒軍の戦闘が開始されてから、5時間程経過していた。両軍とも体力の限界に達してきているのだが、どちらもまだ引き上げようとはしない。高台に設置した簡易テーブルセットで紅茶をすすりながら、しずくは、一人優雅に戦闘を見学していた。
そのしずくの様子を後方から見つめる生徒が、一人いた。
長い金髪をなびかせ、手には長刀を握っている。黒軍の大和カンナである。切り込み隊長の彼は、無我夢中で、長刀を振り回していたのだが、ふと気がつくと、目の前で一人ティータイムを楽しんでいる白軍生徒がいた。そこに広がるのは、とても戦場とは思えない、安らぎと寛ぎに満ちた光景だった。注ぎたての暖かい紅茶に、焼きたてのスコーン。そういえば、お腹が空いたな。喉もカラカラだ……。
「おや、君は……」
「……はっ‼︎」
カンナはしずくから声をかけられて我に返った。遠くから眺めているだけのつもりが、いつの間にかしずくの視界に入ってしまったのだった。
何か言葉を返さねば、とカンナは口を開く。
「ここは何処のティーサロンですか?」
自分でも意外な一言だった。戦場で何を言っているんだ、それよりもさっさと斬ってしまえば良いのに、とカンナはすぐさま後悔した。
しずくの方はと言うと、クスりと笑っただけで、どうやら攻撃してくる様子はない。
「僕はね、ティータイム中は一時停戦する事に決めてるんだ。戦う時は全力で。ただし、お茶を飲む時も、全力で、て訳さ」
言いながらしずくは、鞄の中からマグカップを取り出した。
「‼︎」
そのマグカップに、カンナは思わず目が釘付けになった。しずくが手に持っているのは、ぐりこのマグカップだった。
「良かったら君も一緒にどうだい?」
しずくは、ぐりこマグカップをカンナに差し出した。
ゴクリ、とカンナは唾を飲み込む。
(ぐりこ好きな人に悪い人はいない筈だ……)
カンナは、恐る恐るマグカップを手に取った。

それから数日後。
カンナは喫茶ぐりこに入ると店内の客を見渡した。日当たりの良い窓辺の一等席に、見覚えのある客がいる。
(やっぱり、ここの常連だったんだ)
その客は、カンナと目が合うと嬉しそうに微笑んで手招きをする。
戸惑っているカンナに向かって、その人が言った。
「僕は今、ティータイム中だよ。また一緒にお茶を楽しもうじゃないか!」

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