絵コラム

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253歳

今日はモーツァルトの誕生日です。253歳おめでとう。
255歳を迎えるモーツァルトイヤーにはウィーンへ行きたいものです。
250年の時に行き損ねたからなぁ。

そして、私が敬愛するピアニストフリードリヒ・グルダの9回目の命日でもあります。
ご冥福をお祈りします。
そうか、もう9年なんですね。
5年目の命日の時は愛弟子のマルタ・アルゲリッチと息子のリコとパウルが追悼コンサートをやってたけど、来年10年目を迎える時はまた何かあるといいな。

私の大好きな指揮者ニコラウス・アーノンクール氏とそんなに生年月日が変わらない事を考えると、まだ生きていてもおかしくないんですよね。60代で亡くなってしまったというのは、本当にもったいない。

それを言うと、モーツァルトは35歳で亡くなったわけだから、もっともったいない。
いろんな人が言ってるけど、ハイドン並に長生きしてたら、クラシックにさらなる革命が起こっていたかもしれないのに。

モーツァルトの時代は心地よい音楽を作る事が求められ、作曲家は注文通りの音楽を作るという職人だったわけですが、モーツァルトより10数年若いベートーヴェンは自らを芸術家だと称し、心地よい音楽というよりも、音楽が自己表現の手段になります。

今では信じられない話ですが、当時の人はベートーヴェンの音楽は理解できないまま、これが芸術なのかと感心しながら聞いていたそうで…。

もっともモーツァルトも晩年になると人々から受け入れられなかった時期があったと言うので、その時点で職人から脱却し、芸術家的な作曲をしていたのかもしれません。
モーツァルトが完全に聴衆の好みを無視して自己表現にのみこだわって作曲したならどんな曲になったのかちょっと気になる所です。
でも、彼の性格からして、すごくサービス精神旺盛というか、いずれにしても人を楽しませたいという事を意識すると思うので、そんなに逸脱した作品は作らなそうな気もします。

ところで、ベートーヴェンの話にもどりますが、交響曲の第9番の演奏、弦楽器パートがすごく難しすぎて、当時の人はまともに弾けなかったそうです。そしたらベートーヴェン様は「100年後の人間が演奏する様に作曲した」とおっしゃったそうで…!

そして、100年以上たった今では、ヴァイオリンは弾けるようになったものの、そのほかの弦楽器は未だに弾けないそうです。なので、実はそれっぽく弾いてるだけ!
演奏者いわく、あと300年くらいたたないとコレは弾けないですねという話です。

年末のコンサートで仕入れてきた雑学でした。

あと、面白かったのがトロンボーン。
4楽章までずっと出番がないので、3楽章終了まで30分くらいずっと座って待っているわけです。
そしてクライマックスでいきなり出番になるのですが、せっかく吹いてもトランペットに音を消されてしまって、結局トロンボーンの音は聞こえないんですよ。すごく切ない…。
トロンボーン奏者は、ベートーヴェンの交響曲やるの嫌だろうね(笑)
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コメント


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NoTitle

ベートーヴェンの第9番はそんなに難しかったんですね。
それっぽく弾いてるだけなんて知りませんでした。
あと300年もたたないと無理とか
どんななんでしょうね。
恐ろしくなるほど音符だらけになってそう…

しゅみ | URL | 2009-01-29(Thu)00:35 [編集]


しゅみさんへ

ベートーヴェンの第9、私もそんなに難しいとは知らずにびっくりしました!
それっぽく弾いてるだけなんて、びっくりですよね!!
ちゃんと弾いたらどういう風に聴こえるのか気になる所です。
弾けない部分のフレーズ、パンフレットに楽譜が載っていたのですが、素人目にはあまり難しそうには見えないんですよ。
でもちゃんと弾こうとすると技術的に不可能との事です。
弦楽器はやった事無いので良く分かりませんが…。
いやはや、すごいですよね。

天野はるか | URL | 2009-01-31(Sat)21:03 [編集]